僕には借金がある

行け!ぐるナイ金星相撲部!

スポンサーリンク

琴奨菊の優勝で大いに盛り上がった大相撲初場所

その裏で、年末からぐるナイの相撲プロジェクトが立ち上がっていたようです。

 

近年、相撲の競技人口減少で相撲界の危機が叫ばれる中、相撲界を盛り上げようという趣旨で始まったこの企画。

ナインティナインの岡村を親方に、元横綱若乃花花田虎上や「まれ」の出演から人気急上昇中の高畑裕太ドランクドラゴンの塚地なども参加していました。

横綱からの指導があったり、現横綱白鵬からのビデオメッセージがあったりと普通に考えればかなり豪華な顔ぶれです。

 

 

目標は今年7月に行われるわんぱく相撲全国大会での優勝とのことで、今回は、有望な相撲未経験者を発掘しようと、相撲大国青森にやって来た一行。

まず、県内のライバルを知ろうと、2年連続わんぱく相撲の横綱に君臨している小学5年生の成田力道君の元へ。身長160センチでなんと体重105キロ。小5にして、貫禄たっぷりでした。高畑裕太と岡村が力道君に挑んでいましたが、どっちが子供かわからないにコテンパンにされていました。


2015第31回わんぱく相撲全国大会4.5.6決勝戦

これがわんぱく相撲の時の試合です。奥が力道君。かなり強い。

 

ライバルの圧倒的な力を見せつけられた一行は力道君と別れ、金星相撲部の候補者たちの元へ。スタッフが昨年10月から調査をし、相撲以外のスポーツ経験者などを厳選していたそう。

 

最初に会いに行ったのはレスリングの金澤3兄弟。6年生の長男立空(りく)君は、身長136センチと小柄ながら、全国大会に出場する強者。4年生の次男空大(そらと)君は、身長145センチとすでにお兄ちゃんを追い抜き、レスリングでも全国大会4連覇中で、将来、オリンピックで金メダルも狙える逸材。幼稚園児の三男永和(とわ)君は、幼稚園児にして身長120センチと堂々たる体格。当初スタッフのミスで情報が入っていなかったものの、愛嬌のある笑顔は今後、癒しになってくれそうです。

 

次に会いに行ったのは、 柔道部所属の横山大士君。小学5年生で身長163センチ、体重90キロと力道君と引けをとらない体格の持ち主。戦績も県大会優勝、全国大会では団体戦ベスト8で青森では向かうところ敵なしとのこと。かなり期待が持てます。

 

そして、次に会いに行ったのは、”やる気チャンピオン”の安田光君。相撲をやりたい理由を聞かれると「人生に一回はやったほうがいい・・・」と答えたり、好きな子を聞かれると「個人情報なので・・・」と答えたりする、なかなか面白いキャラ。おっとりした顔でほんとにやる気チャンピオンかわからないですが、水泳を8年間やっているとのことで基礎体力は備わっていそうです。

 

金星相撲部入部候補者残り4名は道場に集まっていました。少年野球部所属で青森の大谷翔平と言われている、小学6年生の藤森粋之丞君、同じく野球部所属であだ名は親方、小学5年生の岡野隼士君、柔道で県大会優勝経験を持つ小学4年生の田戸岡創君、そして、帰宅部ながら、身長158センチ、体重70キロと学年一の体格を持つ、小学4年生の木村喜人(きり)君。

 

こうして9人そろった金星相撲部候補者たちは、元横綱花田虎上に指導を受けながら相撲を体験し、最後はあの力道君と対決することに。

 

力道君の登場で怖気づく8人。最初、力道君との対決希望者は0でしたが、空気を読んだ柔道部の大士君と練習試合で大きい相手にもひるむことなく鋭い出足を見せていた、レスリング三兄弟の長男、立空君が挑むことに。そんな中、やる気チャンピオンの光君は「あのひとちょっと強そうなんで・・・サポート側としてがんばります。」と完全に戦意喪失していました。

 

先陣を切るのは立空君。ダンプカーと軽自動車くらいの体格の差があり、どうにもできるわけないと思いましたが、それでも立空くんはひるまずに正面から力道君に当たっていきました。なんとかくらいついて足を取ろうとしましたが、上から押さえつけられ負けてしまいました。立空君は悔し泣き。彼のガッツは素晴らしいもので、さすがレスリングで鍛えられているだけはあります。このお兄ちゃんの姿は、出演者も視聴者も惹きつけたと思います。そして、弟の空大君もこの一戦を見て奮い立ったようで、力道君に挑んでいきます。結果は押し出されましたが、兄弟が挑んでいく様子はすごく印象に残りました。

 

これは岡村がラジオでしゃべってたみたいなんですが、この兄弟、実は仲が悪くて、弟の空大君は体が小さいお兄ちゃんをちょっと馬鹿にしていたそう。でもお兄ちゃんの負け姿を見てかたきを討つために名乗り出たのだそう。岡村もこの話をロケ後のバスの中で聞いて、泣いたそうです。一番小柄なのに先陣を切るお兄ちゃんかっこよすぎでした。

 

最後に挑んだのが、柔道チャンピオンの大士君。体格的にはほぼ互角。回しを取れればいい勝負になるとおもいましたが、立ち合いで離されてしまいました。その後、土俵際で粘って投げようとしましたが、そのまま押し倒されてしまいました。あっという間に勝負はついてしまいましたが、大士君の体格と柔道経験は相撲にかなりプラスになりそうだと感じさせる一戦でした。

 

金星相撲部候補者たちはこのあと一晩悩んで正式に入部するかを決めるということでした。ほとんどの候補者たちはほかのスポーツをしているので、両立できない場合もあるでしょうし、場合によっては今やっているスポーツを辞めなければならないかもしれません。僕的には相撲のすり足や四股などはどんなスポーツにも役立つと思っているので、みんな両立しながら相撲を続けてくれたら、なんて思ってました。

 

 

一夜明けて、全員の意思を確認しに行きました。

一番期待が大きかった大士君はやはり柔道を選ぶということで、入部はできないとのこと。柔道少年の創君は入部の可能性を残しつつ現時点での入部は辞退。野球部の粋之丞君と隼士君は野球をやりたいとのことで入部辞退。

このままでは入部0名になるのではないかという不安を抱きつつ、金澤三兄弟の自宅へ。長男立空君は「力道君に負けて悔しかったから、もっと強くなりたい」とレスリングと両立して続けたいという答えが。それに続いて弟二人も入部へ。これで三人確保した金星相撲部。

続いて帰宅部、喜人君の自宅へ。喜人君はもう少し相撲をして正式な入部を決めたいとのことでしたが、とりあえず入部決定です。彼は立派な体格を持っているだけに伸びしろは大きそうです。

そして、最後にやる気チャンピオン光君の元へ。相撲は疲れるからちょこちょこなら・・・とのことで入部へ。ずっと前日の練習で痛めたかかとの痛みを気にしていました。相変わらずのいいキャラでした。

 

こうして5人そろった、ぐるナイ金星相撲部。早速、五所川原高校で練習をはじめ、東京で出稽古をすることに。慣れない東京に緊張気味のメンバーをよそに光君は「東京は美人が多いですね」と余裕の発言。そんな光君ですが、翌日の練習では立ち合いができず、泣き出してしまいました。何かトラウマを抱えている様子。。。

 

 

ここで今週の放送は終わりでした。次週のぐるナイ3時間スペシャルの中で引き続き出稽古の模様が放送されるようです。予告では全国2位の強豪とも対戦し、結構いい創部をしていたようでした。今後の金星相撲部にも期待が持てそうです。

 

個人的には、お兄ちゃん立空君の奮起に期待したいところです。彼がいなかったら今回の放送を最後まで見ていなかったでしょうし、応援することもなかったかもしれません。純粋に頑張る姿はやはりかっこいいです。感動しました。

頑張れ!ぐるナイ金星相撲部!