僕には借金がある

『バンク・ジョブ』

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ケーブルテレビで放送されていた「バンク・ジョブ」を観た。

1971年9月のある日曜日、ロンドンのベイカーストリートの銀行に強盗団が押し入り、数百万ポンドの現金と宝石類を強奪した。事件は連日大々的に報道されたが、ある日を境にピタリと止まる。なぜなら強盗団は現金と宝石の他に様々な国家秘密までもを盗んでいたため、政府が報道禁止命令を出したのだ。wikipediaより

これ、実話らしい。

 

ジェイソン・ステイサム演じる主人公が昔の仲間に銀行強盗の話を持ちかけられるところから話は始まる。

話を持ちかけてきた美女は昔の仲間ではあるけど、裏で公安?と繋がっていて、本当の目的は銀行の貸金庫に入れらた写真を取ってくることだった。

普通に銀行強盗を成功させて一発当てて借金もチャラにさせたいジェイソン・ステイサムとその仲間たちは銀行の隣の店の地下をせっせと掘っていく。

何度か危うい場面もあるものの金庫に到着して金品を取りまくって強盗は成功。そして、アジトで奪ったものを確認するといろいろとヤバいものがあることを知る。ちなみに冒頭の美女の企みはステイサムに気づかれ、見つかってしまう。

ここから、強盗団と国家とかいろんな所との駆け引きが始まって行く。

 

観た感想は面白い。

70年代が舞台とのことで服装もちょっとレトロでT.RexのGet it onが流れ何か心地がいい。

強盗成功場面までもちょっとハラハラする展開を挟みつつ、伏線を入れつつ。

強盗後もいろんな駆け引きを見せ、展開にスピード感があって飽きさせない。

脚色はもちろんあるけど、これ、ほんとに実話!?こんなことあるのか、と思ったりしながら観ていた。

話が複雑な絡まりすぎていてよくわからない場面(実際に未解決の部分もあるらしい)もあったけれど、楽しめる作品だった。

 

なんとなくつけていたテレビで流れてきたこの映画をなぜ観たかというと、ジェイソン・ステイサムが出ていたから。

割とお気に入りの俳優だ。

彼はなんというか、ボンクラ好みの俳優で、ハゲなのにカッコいい。そう、ハゲなのに強くてかっこいいのだ。そしてなんか憎めない俳優なのだ。

この映画はアクション系ではなかったけれど、それでも最後にこれぞジェイソン・ステイサムと言わんばかりの格闘シーンが盛り込まれていて、ファン的には満足のできる作品だった。

 

 

 

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