僕には借金がある

熱中症になって意識を失ってぶっ倒れた思い出

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今年は猛暑が続き、熱中症のニュースが毎日のように流れています。

 

僕も高校生の時にラグビー部の夏合宿中に熱中症になったことがあります。真夏の炎天下の中、ランパスを延々と続けるといういわゆる根性練習をやっていて、グラウンドにぶっ倒れてしまいました。ランパスは100Mを4~5人でパスしながらダッシュするという練習で、これをほぼインターバルなしで延々と続けるので、肉体的にも精神的にもかなり疲れます。この練習中、水分は自由に摂れたのですが、水を飲みすぎるとお腹が重くなって逆にきつくなると思い、水分補給を最低限に抑えていました。水分補給を抑えたままでランパスを続けた結果、熱中症、脱水症状に陥り、意識を失って倒れ、病院に運ばれました。

 

意識を失って倒れはしましたが、それは一瞬のもので、すぐ意識は回復しました。ただ、吐き気がかなりあり、胃が空っぽになるまで吐き続けました。また、脱力感もひどく、自分で動くことはできず、座る姿勢を保つのに精いっぱいで身体がふわふわ揺れている状態が続きました。少し落ち着いたところで病院に運ばれ、点滴を打ってもらいだいぶ楽になりました。点滴の成分が身体に染み渡っていき、少しずつ状態が良くなっていきました。あの時ほど点滴の効果を感じたことはありません。

 

こうして、何とか回復できたのですが、高校生が部活中に熱中症で倒れ、そのまま亡くなるというニュースも少なくないので、僕も一歩間違えれば死に至っていたと考えるとぞっとします。

 

僕は熱中症で倒れたあと、点滴をしてだいぶ回復し、その後10日後くらいに練習にも復帰したのですが、熱中症のあと1週間くらいは後遺症のようなものが残っていました。食欲不振、倦怠感と頭痛です。

熱中症になると、脳と内臓がやられるのでこういった後遺症が残ることもよくあるそうです。ひどい人は何ヶ月も後遺症が続くという場合もあるみたいです。

あと、これも後遺症の一つかもしれませんが、夏の時期、外で運動するとすぐ頭痛がするようになったと思います。一度熱中症になると癖になるという話もあるみたいなので、僕もそれに当てはまるのかもしれませんね。

 

このように一度熱中症にかかると結構大変なのでしっかり予防することが大事になってきます。

 

一番いいのはこの夏の猛暑の間に外で運動しないことです。運動するにしても、日中は避け、できるだけ日陰を探し、水分補給をしつつ行うのがいいと思います。僕はまだ、飲んだことありませんが、最近は経口補水液が売っているのでそれを運動前に飲むというのもいいのかもしれませんね。

また、猛暑だからと言って外に極力出ず、クーラーをガンガン効かせた部屋の中に居ると今度は気温差でやられてしまうので、夏の気温に身体を慣らしつつ、塩分、水分補給をしっかりすることが大事だと思います。