JTのCM「ひとつずつですが、未来へ。」 多様性の尊重篇 を見て思うこと
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こちらのCM、僕がこのCMに気付いたのはほんの1週間ほど前のことです。
なんとなくついていたテレビから「世の中にはさまざまな人がいる」と流れた音声が耳に入ってきて、ほう、たしかに、とか思って、なんのCMだ?と気になったので画面をきちんと見ることにしました。
そしたら、「それぞれのおもいがある」と続くわけです。僕は、うんうん、そうだそうだ、多様な世の中だから面白いんだ!このCMいいじゃないか!とか思ってたんです。
でも、次に出てきた言葉が「たばこについても同じだと思う」なんです。ここで僕はなんかすんごくがっかりしたんです。たばこを肯定する感じが出てて。そこ結びつけるの?って。
僕は別に嫌煙家でもないし、たばこ吸いたい人は周りに迷惑かけなければ好きに吸っていいと思うし、最近の喫煙者の追いやり感はちょっとひどいなと思ってたくらいなので、たばこの好き嫌いは別にどうでもいいんです。でも、たばこは健康を害するものに間違いないんだから、たばこを肯定するような演出ってどうなんでしょう?
たばこ以外でも麻薬とかドラッグとかに置き換えてもこのCM成り立つやん!とか思ってしまいました。
人によってはたばこを肯定しているようには見えない方もいるかもしれませんが、JTが制作しているので、僕にはどうしても”たばこは悪くないんだよ、吸おうよ”みたいなJTの開き直りにしか受け取れなかったです。あと、この世界は多様だ、みたいな流れから、いきなりたばこに落とし込む感じが極端すぎて、CM冒頭で見入ってしまった分、がっかり度合が大きくなってしまいました。
普段特にCMを気にしてみるわけじゃないんですが、このCMはなんか気になったので感想を書いてみました。
このCM、個人的には嫌いじゃないんですが、なんか見るたびにもやもやさせられてしまうですよね。映像の中にたばこの危険性をあらわすテロップとか画像があるならなんか納得できたのかも。そんなことするわけないですが。