レベスタで行われた2015-2016トップリーグ入替戦が熱すぎた
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1/30(土)にトップリーグ入替戦が2試合がレベスタで行われました。
第1試合がNTTドコモ(トップリーグ16位)-宗像サニックス
入替戦は全部で4試合あって、全試合JSportsで中継されていたんですが、4チーム中3チームが福岡勢なのでレベスタの試合を見ることにしました。
まず第1試合。もちろん応援するのは宗像サニックス。序盤からサニックスの気持ちが入ったプレーが続き、サニックス優勢でゲームが続くもあと一歩のところでトライが取れない展開が続きます。
前半20分過ぎサニックスのハーフが抜け出し、トライゲッター屋宜ベンジャミンレイにつなぎ、先制トライを取ります。しかし、すぐにドコモに取り返されてしまいます。
前半はどちらもミスが多く、なかなかうまく攻めれていなかったように思います。それでも、入替戦ということもあり、ゲームの緊迫感はありました。その後、前半最後にサニックスがPGを決めて、10-7で折り返します。
前半の戦いをみて、サニックスの方がいい戦いをしているように見えましたが、後半フィットネスが持つのか少し不安でした。そこが持てばこの試合勝てるんじゃないか、と思ってました。
そして後半、最初の得点はサニックス。PGで3点を追加します。その後は両チームPGでの得点が続き19-10となり、残りは5分。サニックスの勝ちはほぼ決定しました。NTTドコモも粘りを見せてトライを取り、最後まで攻め続けましたが、ノーサイド。最終スコアは19-17。最後は危うく逆転されるかと思いましたが何とかふんばって、昇格決定です。宗像サニックスさんおめでとうございます。
このチームはいろんな経歴の選手がいておもしろいんです。クラブラグビーから入ってきた選手も多く、雑草軍団と言ってもいいと思います。そして、このチームのラグビーは見ていておもしろい。来シーズンのトップリーグの楽しみが一つ増えました。
この試合はリザーブスタートでしたが、南アフリカ戦で歓喜のトライをしたカ-ンヘスケスもサニックスの選手です。へスケスもトップリーグで思う存分暴れてほしい所です。
そして第2試合。コーラと九電はどちらも福岡なので、どちらの応援もしつつ、正直コーラが差をつけて勝つだろうなと思ってました。
しかし、ふたを開けてみれば、九電の前に出るディフェンスがうまくはまり、かなりの接戦になりました。最終スコアは14-14。引き分けの場合はトップリーグのチームが残留となるようでコーラが残留を決めました。
最後はどちらに転ぶかわからない試合展開で、個人的にはどちらが勝ってもよかったんですが、ハラハラしました。
九電は日本人選手しかいないものの、近年、九州出身の大学生をうまく補強し、チーム力が上がっているように見えました。バックス陣は、筑波で活躍した、松下兄、中鶴、下釜(大学ではたしかフランカー)と並び、ウイングには昨シーズンの対抗戦とトライ王の帝京大学出身、磯田がいました。ほかの選手も大学ラグビーで活躍した選手ばかりで能力は元々高い選手が多いと思います。
対するコーラは中心選手、豊田や平原をインフルエンザで欠くという状況でした。接戦になったのはこの影響も大きかったと思います。
九電にはまた来シーズン頑張ってもらってぜひともトップリーグに福岡勢が3チームいる状況を作ってほしいなと思います。ほんとにいい選手が多いと思うので、来シーズン頑張ってほしい。
入替戦をちゃんと見たのは初めてだったんですが、普段の試合より緊張感があって面白かったです。そして、何より熱かった。トップリーグ昇格を狙うチームの気持ちが出ていて、見る側も熱くなりました。
福岡にいながら現地に行ってない僕が言うのもなんですが、観客が少ないのが残念でした。僕も来シーズンは少しずつ現地観戦をして少しでも協会に協力していきたいと思います。